White Rabbitはただのメガウェイズスロットではありません。フリースピンに入ると、勝ち方はなんと最大248,832通り!
メガウェイズと言えば、何通りものペイライン(正確には勝ち方)があることで知られています。その多くが最大117,649通り。これだけでも呆れるほどの数ですが、Big Time GamingのWhite Rabbitではフリースピンモードに入るとさらに拡張し、最大でなんと248,832通りにもなる可能性が!?
それだけではありません。「不思議の国のアリス」にインスパイアされたこのスロット、97.24%~97.77%という高RTP(還元率)も叩き出すのです。さらに高ボラティリティーという特性も加わり、獲得できる賞金も桁違い!?詳しくはこのWhite Rabbitスロットレビューで紐解いていくとしましょう。
White Rabbit(ホワイトラビット)スロットの詳細
スロットタイプ | 5リール / 248,832通りの勝ち方 |
コインサイズ | 固定 |
最小・最大賭け金額 | 0.20~30 |
フィーチャー | レギュラーおよびランダムマルチプライヤーワイルド、スキャッター |
ボーナス | 拡張リールつきフリースピン15回 |
マルチプライヤー | ランダムワイルド最大3x |
変動性 | 高 |
長期ペイアウト率(RTP) | 97.24%~97.77% |
最高勝利金額 | ベットの13,000倍 |
ソフトウェア | Big Time Gaming |
メモ:ベット額の範囲はそれぞれのカジノによって様々です。 |
メガウェイズスロットがさらに巨大化
White Rabbitの基本的な部分はBig Time Gamingのこれまでのメガウェイズ(Megaways)スロットの流れを汲んでいます。しかしこのゲームでは、これまでのものよりペイラインが倍以上に増殖するポテンシャルを秘めています。
ベースゲーム中の最大ペイライン数は16,807本とメガウェイズにしては少なめ(多くのメガウェイズは6リールであるため)。ただしシンボルの大きさによってこれは毎スピン異なります。
リールが5本と少ない代わりに、一部のカジノでは最小ベット$0.10からプレイできます($0.20に設定されているカジノも多いですが)。最大ベットは$30.00なので一見するとそれほどでもありませんが、フリースピン購入にはベットの100倍もかかるのでくれぐれも注意しましょう。
フリースピンはなぜか自力でトリガーするよりも購入した方がRTPが高くなるとのことなので悩みどころです。
丸裸にされないためには
ボラティリティーが高いスロット(ほとんどのメガウェイズスロットに共通)は桁違いの賞金を一撃で獲得できるチャンスを秘めている代わりに、それがいつ起きるのかは全くわかりません。
メガウェイズでは勝ち方(ペイライン)が多いので一見矛盾していますが、頻繁に払い戻しは起きません。逆にボラティリティーが低いゲームではペイアウトが多い代わりに、あまり大きな勝ちは期待できないのです。White Rabbitはトップクラスの高ボラティリティーで知られるゲーム。したがって、たとえフリースピンでも「スカ」を引き続けることが珍しくありません。場合によっては我慢が要求されるスロットだということは念頭に置いておきましょう。
Megawaysの大流行
Big Time GamingはWhite Rabbitのゲームプロバイダーであるだけでなく、メガウェイズ(Megaways)を開発した大元でもあります。このゲーム機構、すぐにライセンス化されてあらゆる大手プロバイダーにも提供されるようになり、今では日本向けオンラインカジノだけでなく世界中のプレイヤーに大人気です。
メガウェイズ機構では通常、ランダムながら最大117,649本のペイラインが6本のリール上に展開されます。White Rabbitは1本少ない5リールながらペイラインは最多で倍以上になる可能性を秘めているので異端児と言ってもいいかもしれません。
また、メガウェイズスロットの多くがコラプシング/カスケードリールとフリースピン中の上昇式マルチプライヤーを導入しているという点でも異なります(スロット用語辞典はこちら)。White Rabbitではこれらの代わりに爆発的に本数が増える可能性があるペイライン、そして格段に高いRTPで一般的なメガウェイズとは一線を画しています。
ヒント:同タイプのスロットが好みなら、多少はWhite Rabbitよりも「おとなしい」同じくBTGのBonanzaまたはExtra Chilliもおすすめです。さらにRed TigerとNetEntもメガウェイズスロットをリリースしているので要チェック!
White Rabbitスロット – まとめ
メガウェイズスロットは実質的に全てのものが非常に高いボラティリティーゲームとなっています。その上でWhite Rabbitには「フィーチャー購入した方がRTPが高い」というジレンマがあるのです。普通にプレイしてじっくりフィーチャートリガーを待ってもいいですが、時には何百スピンも連続でスカを引き続けることにも耐える忍耐力が必要になります。
結局のところ、フィーチャーを購入するかしないかはプレイヤー自身の裁量に委ねられることになります。一般プレイでもRTPが十分に97%を超えるスロットは貴重ですから。ベテランプレイヤーには挑みがいがある反面、初心者には少しハードルが高いゲームだと言えるかもしれません。他の高RTPオンラインスロットはこちらも参考にしてください。
日本で遊べるBig Time Gamingオンラインカジノ
以下のオンラインカジノでBig Time Gamingのゲームをプレイできます。
ボーナスフィーチャー
頻繁に目にできないものも多いですが、BTGのWhite Rabbitスロットのスペシャルフィーチャーはこちら:
メガウェイズ
(厳密にはフィーチャーに含まれないかもしれませんが)毎スピンランダムに最大16,807本のペイラインを生成させます。さらにフリースピン中は「カップケーキ」が落ちることで、デフォルトで7段のリールが最大12段に増えることも!全リールで達成できればペイラインは一気に最大の248,832本に到達します。
「アリス」と「キャタピラー」ワイルド
ワイルドシンボルは2種類。ひとつ目の「アリス」は第2~第5リールに現れる一般的なワイルドで、一般シンボルの代わりになります。
ふたつ目の「キャタピラー(イモムシ)」ワイルドはランダムにトリガーされます。ベースゲーム限定ではありますが、最大で4個がリールに追加され、ペイラインに絡めば2xまたは3xのマルチプライヤーがかかります。
フリースピン
主人公の「ホワイトラビット」はベースゲーム中の最重要シンボル。このスキャッターが第2、第3、第4リール全てに落ちると15回のフリースピンです。上でも書いたとおりフリースピン中は「カップケーキ」シンボルが落ちるたびにそのリールが1段ずつ拡張されます。さらにマックスの12段に到達するたびに3~12スピンがランダムに追加されます。
ちなみに12段となったリールはQueen’s Reel(クイーンズリール)に変身し、最高配当の「クイーン」とワイルドシンボルの出現頻度が大幅にアップします。
Feature Drop(フィーチャードロップ)
フリースピンは前述のとおり購入が可能ですが、価格はベットの100倍とかなり高価。しかし実は安く買える方法もあるんです。ベースゲーム中はFeature Dropシンボルが落ちてきて、これらを集めるたびに少しずつ価格が下がっていくという仕組みです。ただしこのシンボル、2xのものもまぎれていますが基本的には1個で0.2倍だけ。辛抱が必要なことに変わりありません。
近道は吉と出るか?
White Rabbitはプレイヤーの選択によってRTPが変動する稀有なスロットです。真っ先にフィーチャー購入すると97.77%という業界トップクラスの還元率。ただしベットの100倍、要するに最低でも$10(カジノによっては$20)が必要となるわけで、それなりの資金力と胆力が試されます。その上ボラティリティーも非常に高いとあって、フリースピンである程度の勝ちが保証されるというわけでもありません。
翻って、フィーチャー購入をせずに普通にプレイした場合でもRTPは業界標準を楽に超える97.24%。忍耐は必要になるかもしれませんが、決して悪い数字ではありません。知れば知るほど奥が深いWhite Rabbitスロット。遊び方は千差万別なのです。
White RabbitスロットFAQ
BTGのWhite Rabbitをプレイする前に役に立つかもしれないFAQガイドです:
White RabbitスロットはBTG社がゲーム提供しているオンラインカジノなら、ほとんどのものでプレイすることができます。好みのカジノが見つかったらまずはアカウント登録して、入金ページへ進みます。そこで好みの入金手段を選びます。
日本向けオンラインカジノではクレジット/デビットカードまたはギャンブルサイト専用のEウォレットに対応していますが、中にはBitStarzやBitcasinoのようにEthereum、Litecoin、Bitcoinといった暗号資産(仮想通貨)が使えるものもあります。カジノによって用意されている決済手段は細かく異なるので、自分に合ったものを選んでください。
次にカード番号またはアカウント番号などの必要情報と希望する入金額を入力します。基本的にカジノ側による手数料は無料で、「確認」ボタンを押せばすぐに(遅くとも数分)で入金は完了します。
一般的にメガウェイズスロットに使えるボーナスはオファーされていません。しかしこの世の中、「絶対」はないもの。探してみる価値がないとは言い切れません。
ただし、あくまで一般的にはWhite Rabbitはボーナス利用規約の中で除外ゲーム、下手すると禁止ゲームに指定されていることがほとんどです。なぜか?このスロットのようにRTPが高いゲームは、ボーナスを出すことによってカジノ側が大損害を被る可能性があるからです。運が良ければ「賭け条件に対する寄与率が低い」というだけのカジノは見つけられるかもしれませんが。
ちなみにBlood Suckers(NetEnt)や1429 Uncharted Seas(Thunderkick)といった他の高RTPスロットにも通常は同様のルールが課されています。したがって、ボーナスをもらってプレイを始める前には必ずそれぞれのカジノのゲーム寄与率のリストを確認しておく必要があります。ウェルカムボーナスについて詳しくはこちら。
本文でも触れたとおり、White Rabbitは資金力とリスクに対する耐性があるプレイヤー向けのゲームです。初心者向けとは言えません。
97%超えのRTPは魅力的ではありますが、フィーチャー満載で同じように楽しめる上にボラティリティーが低めのメガウェイズスロット(多くがBTG社)は他にいくつも存在します。White Rabbitに挑む前に、まずはBonanzaやExtra Chilliで慣れておくのも決して悪い作戦ではありません。